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進路指導のプロを見つけることはなかなか難しいのですが、見つかるケースの例をご紹介します。

①大学受験のアドバイザーは塾や予備校で見つかるかもしれません

大学に進学したいと思っても、どのように勉強をしていけばいいか、多くの受験生は悩みます。
私立文系の志望であればわかりやすくてまだいいのですが、芸術、医学、看護、理工、国公立、帰国子女、総合型選抜、などサンプルが少なめの受験に関してはいいアドバイザーはあまりいません。
美術系専門予備校、医学部専門予備校、帰国子女対象予備校などはありますが、そういうところには良き進路相談相手が見つかるかもしれません。
ただし、専門塾は学費が驚くほど高額になることがあります。
塾の入学説明しかできない職員、アドバイスが誰でも一緒のことしか言えないような職員、視野が狭くなりがちな学生アルバイトには注意が必要です。
生徒のバックボーンを隅々まで考慮して適切なアドバイスをしてくれる人が良い進路指導者です。

②専門学校へ進学してプロになるまでに起こること

専門学校へ行って、国家資格などをとって、プロとして一人前になる人は100人のうち数人。
大人から進学するよう言われたから消去法で専門学校へ、という生徒・保護者はリスキーです。
専門学校生の半数以上はそんな感じでプロとして通用するところまでいきません。
それでも専門学校だけは儲かるので成立しているだけです。
くじけそうなときでもプロを目指す強い思いがある人のための進路で、
優秀な人をみて自信喪失する人、プロになる覚悟が欠落した人は進学がムダにならないようリスクヘッジする必要があります。

③就職したい人を最適な企業の内定をとらせる

年収や社員寮の有無はもちろんですが、地域、生活スタイル、適性、人生計画、さまざまな要因を配慮して最適な企業を紹介できるのがプロの進路指導者です。
プロだからこそ、会社の基本データはもちろん、公開される決算書、企業のポテンシャル、市場の将来性を読んで最適な就職先を提案します。
商業高校のベテラン教師でまれに優れた先生がいますが、全日制や通信制で就職指導に長けた教員を私は知りません。

④進学も就職もしないという選択はどうなのか

「進学したい学校はない、就職したい企業もない、だから進学も就職もしない」
という論理は大変まっとうです。
進学あるいは就職を、すごく真剣に考えたか、全く考えてないか、どちらかですが高校生の結論は尊重すべきです。
そもそも、尊重してくれる大人は皆無かもしれません。
シティーキャンパスは、就職も進学もしないで、しっかり自立できる道を複数用意することができます。
技術、適性、向上心をゼロからつけてフリーとして仕事を受注することは誰にでもできる時代です。

高校を卒業したからといって無理に進学や就職をすることはない、という主張も多くなっています。
フリーランスには実にさまざまなライフスタイルが増えています。
「定年まで１社に人生をささげる人生」って昭和平成の時代の憧れであって、現在ではむしろ足かせになる恐れすらあります。
昭和の時代にたくさんあった世界トップレベルの日本企業は、今はもうありません。

⑤その他

進路指導のプロとしていうのですが、芸能活動、海外留学、起業、リモートワーク、クリエイティブについての進路もありえます。
しかし、あらゆる可能性を探ったうえで不可能ということになれば、あきらめるしかないこともあります。
どんなに頑張っても、宿命としてできないこともあるのです。
国籍がないのにアメリカの国会議員になることはできないし、
医師免許がないのに医療行為はできないし、
運転免許がないのにドライバーにはなれないのです。
現時点では。
しかし、無名のフリーターが厚生労働大臣になった様など、
何人かの軌跡（奇跡じゃない）をみてきた崎山としては安易に「不可能」はいえません。
遠い未来を見つめることは、前向きに生きていないとできないし、優れた創造性を育んでいることは確かです。
未来を創るのは、21世紀に生まれた人たちです。



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入学するかしないかは関係なく、理解者が欲しい中学３年生の問い合わせをお待ちしています。



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