低学力の生徒しかいない低偏差値高校より、通信制高校のほうがずっといい

偏差値５０以下の高校だと、勉強ができる生徒はほぼいません。

１科目だけはできる、みたいなオタク的な人はいる可能性がありますけどね。

総合的な学力がある人はゼロというのが実情なんですね。

卒業生の進路実績が証明していますね。

過去何十年も東大はおろか、私立大の早稲田や慶應ですら実績がない。

そういう高校だと、少しは勉強する人、多少はまじめな人の方が変人扱いされるんですね。

世の中の一般的な常識とは全く逆の価値観を３年間で植えつけられることになります。

高校行って悪くなる人って、多いんですよね。

一方、東大や医学部にバンバン入る偏差値７０以上の高校だと、

意外なことに、ほぼ全員が勉強ができないといって悩むんですね。

普通の高校生からみたら超秀才みたいな人も、そういう生徒が集まる高校じゃ普通以下ですからね。

高校で一番成績が悪い人でも、偏差値60の高校ならトップなんですよね。

勉強に限らずスポーツや芸能も同じで、

秀でた生徒は秀でた生徒だけ、その他の高校にはその他大勢の生徒ばかりが集まります。

残念なことですが、小学校のような多様性は、高校にはありません。

特に、教育水準が高い家庭では、幼稚園受験や小学校受験ですでにまとまって上流社会を築いてましてね、

そもそも同じステージにはいないんですね。

６歳の時点で、早稲田大学や慶應義塾大学に入学できる権利をもっているわけです。

その他の人は、中学受験でがり勉して結果を出せた人でないと、東大や医学部にバンバン入る高校にはめったに行けない。

そうでない大多数の人は、同じような地域に済む、同じくらいの学力をもつ同じ年齢の生徒を点数で輪切りにして、

身分に合った高校に入れ、ってゆうのが現行制度の大きな問題点です。

多様性とは真逆の、同類しか集めない、という環境が一般的な高校の実情なんですね。



それでも家の近くの地元の高校に行きたいという人がまだわりと多いのでなんとか制度としてギリ成り立ってますが、

通信制高校という選択肢がある現在、その他多数の高校の存在意義のなさは問題が噴出する前夜に思えます。



現実は大学受験にはっきり表れます。

受験生のほぼ全員が受ける共通テストは高校１・２年生の学習が範囲です。

難問のない即答できる知識問題ばかりなのですが、

100点満点の試験で受験生の平均は50点～60点です。

受験生の得意科目の平均ですよ。

それでも得点率は半分そこそこ。

部活をやめ、遊びをひかえ、恋愛を我慢し、勉強の日々を続けでもです。

ほとんどの大学受験生の学力は低いという動かぬ証拠といえるでしょう。

学力が高いといえる人はせいぜい100人に一人二人で、あとの人は平均そこそこなのです。

そうしてみると「平均＝普通」の中で必死に競い合うのが大学受験といえそうです。

偏差値の低い人が６０くらいまで伸びることもたまにありますが、

それよりはるかに多くの逆がある。

他の人よりがんばることができる人には可能性はありますが、

みんながんばっている中で、他の人よりがんばることが簡単なわけがありません。

がんばれる人はとっくにがんばってきたはずですしねえ。

たまにあるのは体育会系でがんばってきた人が引退して勉強をがんばるケース。

そりゃ根性でがんばれる可能性はありますよね。

しかし厳しい練習を積み重ねたスポーツ選手が勉強でもがんばれるかといえば

基礎力がなさすぎて間に合わないケースも多い。

やはり、勉強でがんばることはごく一部の人にしかできない「苦行」といえます。

人並にがんばっても結果が出ることはない「その他大多数の高校」の生徒はそのことを理解していません。

受験勉強をがんばろうというその他大多数の高校の生徒は、

勝ち目のない挑戦をして敗北して少しは成長するという意味では多少の価値はあるかもしれません。

しかし、勉強をがんばれない、基礎力もいまいちで、

「自分は勉強では戦えない」

という客観的な理解ができる人は、思い切って勉強を離れ、他の人とは違う道をゆくのも一考です。

勉強で勝負できない人の人生にこそ自由と希望があることが理解できると思います。

その上で、やはり大学受験をしたいと思うならば、戦い方も覚悟も変わってくるはずです。

がむちゃらにがんばっても、がんばりきれないことがほとんどです。

どんな方法があるのか、気になる方は入学相談お待ちしています。

「勉強以外の道を教えて」とお伝えください。



　
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