【ちょい前向きな話①】不可能じゃない理由「やったことがないからむずかしい」は正しいか

【ちょい前向きな話②-１】不可能じゃない理由「雲の上の超大物に接触できるか」

からの続きです。








翌日、私の部下から、

「崎山さん、有馬さんの秘書って人から電話が入ってます。つなぎますか？」

ちょっと待て。それは私の運命の電話、と思いつつ、緊張マックスで電話に出ました。

「崎山様のご依頼の講演会ですが、有馬がお引き受けになると言っております」

最初の10秒、秘書さんが何を言っているのかわからないくらい、頭の中が真っ白。

このような連絡を受けたときの言葉を一切、用意していませんでした。

「ほんとうにありがとうございます」を20回くらい言った気がする。



電話を切ってから気がついたのですが、お金の話、日程の話、まだ何もしてません。

超大物はお金で動くものではない、ということを聞いたことがあります。

それって本当なんだと思いました。



とにもかくにも、じわじわと喜びの波が襲ってきましたよ。

私の人生で最も記憶に残る大逆転劇のスタートになりました。

でも喜びは一瞬、直後から大忙しです。

いつやるか、どこでやるか、どこの大学を呼ぶか、どうやって高校生を動員するか、

ゼロからすべてを仕上げないといけません。

特に、会場選びには困りました。

大きな会場は簡単には空きません。

かといって、小さな会場では人があふれてしまいます。

史上初の、元・東京大学総長・文部大臣経験者の講演会、早稲田と慶應が大学受験の説明会。

どれくらいの高校生、保護者、教育関係者が集まるのかわかりません。



こういうときに相談する頼もしい友が２人います。

1人は、同じ予備校の同僚で広報部長だった大森さん。

この方がのち、学校法人鹿島学園・理事長を務めることになります。

イベントの課題と流れについて真っ先に相談しました。

大森部長は京王プラザホテルの一番広い宴会場を押さえてくれました。

その日程がちょうどうまく有馬先生のスケジュールとマッチする強運。



もう一人の友は進学クリエイトという学校広告代理店の代表・生沼社長。

私立中高の先生方から信頼が厚い広報マンで、イベントに慣れていない私が気づかないことをたくさん教えてくれました。



早稲田大学と慶應義塾大学は予想通り、乗ってきました。

そうなると、他の大学も説明会にぜひ参加したいと手を挙げてくれます。

参加のご希望をいただきながらやむをえずお断りした大学がたくさん出てしまったことは悔いが残りました。

さまざまな予想外のことがあって、その都度のりこえ、大勢の人たちの協力で、高校生の夢と希望を叶えるためのイベントが少しずつ形になってきます。

こういう特別な説明会に参加できることを皆さんが喜んでくれているのがわかりました。

私の想いにみんな共鳴してくれてる、なんてうぬぼれというか勘違いするほど調子に乗っていたと思います。

そうして、いよいよイベント開催日を迎えます。

いよいよ講演会＆説明会の当日を迎えます。

ちょっと心配だったのですが、私は有馬朗人先生のお顔を写真でしか知りませんでした。

大丈夫かな？

（続く）




（募集状況・本日現在）
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ご希望の日程をお知らせください。
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03-6914-2057：代表電話

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鹿島学園学費別途

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名称：池袋サンシャインキャンパス（旧・鹿島学園東京校・池袋校）
場所：池袋駅東口徒歩1分
通学：週１で鹿島学園を卒業（リモート・個人可）
定員：1学年12名
費用：一律 188,188円／年　（鹿島学園学費別途）

相性：自由時間を最大にしたい人に最適
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