※東京は雪の予報。交通機関の乱れ、積もった雪にご用心。









「知識」は大事だ。と言われます。


知識こそ、人が身につけるべきものだ、と信じている大人は多い。


学力が高い人ほどそう考えている。


特に、学生は知識がすべて、そう昔から言われています。


ただ、「知識」の価値は、その内容によって変わってきています。


誰にでも手にはいる知識と、限られた人だけの価値で天地の開きがあります。


また、単なる知識と、技術をともなう知識とではまたずいぶんと差があります。


誰でも簡単な知識で作れる薬もあれば、


莫大な研究資金を何年も投入し続けて得られる知識から生まれる微量な新薬もあります。


知識は商品であり、最新の知識は人類の努力で日々作られ続ける一方、


これまで価値があった商品が時代遅れで価値を失うようなこともあるわけです。



2023年以降、誰もが人工知能を使える時代になりました。


まだ１年ほどです。


知識は覚えなければ使えなかったけれど、調べれば誰もがすぐわかるものになった。


学校で学ぶようなこと程度なら、人工知能に聞けばすべてわかる。


法律も、語学も、自然科学も、プログラムも、簡単に誰の手にも入ります。


そうなると、仕事の価値、働き方の価値に大きな影響が及びます。


これまで価値があると言われた士業と呼ばれる「〇〇士」みたいな仕事は、


変わらない知識を使いまわすことが多く、新しい知識が入り込む余地はあまり多くない。


そういう仕事は人工知能が得意なので、これまでのような仕事、働き方は難しくなると言われています。


医師、教師、などの師の多くも怪しい。


なくなるわけではないにしても、仕事の内容はガラリと変わる。


スマホが世に出たことで、アプリ開発という仕事が世界中で新たに生まれました。


新しい技術の登場とともに、職業や仕事はあっという間に変化することは昔から一緒です。




教科書をすべて丸暗記することが正しい勉強だ、


という明治時代からの発想だけで、これからの新時代は乗り越えらるでしょうか。


乗り越えられる人もいますので、そういう生き方は残るでしょう。


もし、誰も興味がないようなことに強い興味がある、みたいな「得意分野」があれば、


それ、自分の可能性を伸ばせるタネが潜んでいるかもしれません。


人工知能に聞いても答えられないようなものに大きな価値が生まれる可能性大です。


池袋、そして原宿にあるシティーキャンパスでは、


通信制高校生の進路指導という、社会では関心をもたれない分野で20周年を迎えます。


通信制高校生の進路指導は、全日制の進路指導とは全く別モノなのですが、


そう思っていない教育関係者がほとんどなのがとても不思議です。


シティーキャンパスはまだまだ独自の価値が維持できそうです。


自分が戦える舞台で戦える通信制高校生のライフスタイルもますます進化すると読んでいます。




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