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【高校３年生】

大学に行かないなら、これだけは覚えておこう

高卒で働く人や、勉強しない大学生にありがちな、


知らないとヤバい最も重要なことは、これ。


「企業の目的は利潤の最大化」


これはしっかり理解する必要がある基本的な知識です。


どんなビジネスも、売上は最大、費用は最低、その差となる利潤を最大にすることが目的だというものです。


これがわかっていないと、仕事に追い込まれ続けて個人がダメージを受けることになりかねません。


アルバイトをちゃんとやっている人ならわかるかもしれませんが、


売上の機会を逃がしたり、ムダな費用がかかったりすれば、誰かの責任になります。


だから、売上を最大にするにはどうすればいいか、


むだな費用をなくすためにはどうすればいいか、


働くうえでしっかり理解しておかないと、


会社との共通認識が欠落し、限りないストレスがかかります。


いくら努力しても、成果を出しても、「利潤の最大化」というノルマに追い詰められる感覚になってしまいます。


まるで終わりのないゴールに向かって走らされるランナーです。


だから「企業の目的」が利潤の最大化であることは運命として受け入れて、


個人の目的である生き方とかライフスタイルなどの価値観は別に考える必要があります。


利潤の最大化を唯一の価値基準として合わせる必要はありません。


いや、自分は利潤の最大化を価値観としたい、とするランナーがいてもいいのですが、


自由な時間をしっかり確保して走るランナーがいてもいいし、


なんなら走るのを止めて皆が走る道とは別な道を見つけても良い。


そこで働く個人は、自分が生きやすさを守ることが大切です。


個人の価値観も、企業の目的も、両立させることはきっとできます。


売上を増やすために、なにか面白いアイディアはないか考える。


ムダは費用だと思うことがあれば人と共有する。


面白く進めていくのが自分の身を守ることになります。


面白くすることは、人工知能の時代に奴隷にならないための人間らしいアイディアでもあります。


企業の目的はしっかり理解する。


そして、そこにいるひとりひとりの働き方について働き手同士で話し合うことも、


自分の価値観がガラリと変わることもあって、それもまた人間の面白いところです。


働きながら勉強する通信制高校生が十代で経験できることには実に大きな価値があるのです。






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