※新宿御苑は高校生には特にお奨め。年パスがなんと1,000円、ずいぶんと自由じゃないか！









中学生活は不自由だ。


悪い言い方をすれば、鳥かご。


毎日、朝の決まった時間、決まった場所の中にいることを強制される。


着る服や身につけるものまで強制される。


髪型まで注文をつけられる。


下校時刻まで外出は許されない。


明治時代から変わらぬ黒板とチョークを主役とする「教室」に６時間以上も留まらなければならない。


定期的に気分転換を目的とした遠足などの幼稚な行事があったりするが、


その代償に毎日の自由は徹底して奪われる。


なんの興味もない知識を埋め込まれる日々。


他の中学生と比較される日々。


勉強と運動以外にやらせてもらえることはあまりない。


授業中に興味をもったことがあってもスマホで検索できない。


美容やファッションに興味をもつことは許されない。


下校時刻になっても、学校外の活動には制限がある。


中学生が興味関心をもつことのほとんどが禁止されていることは間違いない。


中学生にはそういう不自由であることが当たり前だ、常識だ、人は言う。


大人は毎日８時間働くのだから我慢できるようになれ、とも言う。


本当にそうなのか。


大人はみんな８時間みっちり集中して生産性の高い仕事をしているのか。


学校のためなら中学生の気持ちなど犠牲になっていいものなのか。


中学生の好奇心や興味関心は学校によって決められるものでいいのか。


そうなのかもしれない。


そうではないのかもしれない。


人それぞれの答がある。


どれが正解、不正解というものではない。


国家の都合でいえば学校は不可欠だが、


個人の都合でいえば自由は不可欠だ。


あなたはどう思うだろうか。


シティーキャンパスの答えは明快だ。


「自分の時間の使い方は自分で決める」。


時間は人生そのものだ。


自分の人生を奪われることがあっていいはずはない。


あと半年、義務教育は終わる。


新しい世界になる。


これまで以上に不自由な続きをさらに３年間したいなら、全日制高校がそれに当たる。


かなり不自由な生活をすることができる。


それもやむをえまい。


大学受験勉強する、スポーツで勝利を目指す、


そう覚悟して決めた人には自由はいらない。


不自由な生活を受け入れて頑張るのみだ。


でも受験勉強をする予定はなく、体育会系でもない、そういう人はどうする？


不自由な高校生活に意味を見つけられるか？


難しいだろう。


新橋あたりの飲み屋で愚痴を言ってウサ晴らしをするサラリーマンと同じように、


やることもなく、ただ日々の時間が何事もなく過ぎるのを、


なかなか進まない時計をながめながら待つだけになるだろう。


意外なことに、不自由の方がいい、という人たちの方が実は圧倒的に多いのである。


自由にやれといわれても困る、やることを決めて欲しい、指示が欲しいという。


学校に適応し、なじんできた人たちの多くが、自由より束縛を必要としているのである。





このブログを見ている人はおそらく違うだろう。


自由が欲しい。自由を勝ち取りたい。どちらかといえばそう思っているに違いない。


自由を愛する人は、通信制高校への進学は一考だ。


不自由な思いはゼロではないが、時間の使い方を自分で決めるには十分だ。


自由になる準備をしようじゃないか。


これまでの、不自由が当たり前の生活を卒業し、


自由の解放感と責任感を意識できるようになろう。


人の言いなりにならない。


社会のルールははしっかり守る一方、自分のルールは自分で決めるものだ。


自分が大切にしているものを自分で守る。


人が大切にしているものは侵（おか）さない。


人の足を引っ張らない。


人をねたまない。


自分の価値観を時間をかけてみがき、育てる。


そのうち、価値があると思うことを自分で納得して動き出すだろう。


やりたいことなどなくていい。


とにかく自由だ。まずは自由だ。自由にはばたこうじゃないか。


いつの時代も、自由は勇気をだして勝ち取るものだ。


2024年３月31日、通信制を選んだ中学生の人生はガラリと変わるだろう。


ただただ、自由になることを楽しみにしていて欲しい。


自由を選んだ人は、自分が選んだことを決して後悔したりしない。


義務教育を卒業すると同時に、


鳥かごからも卒業する、


自分のために、人のために生きる自由、通信制なら獲得ができる。







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