イラスト・talzaki（在校生）
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高校によっては、全学年全員が大学進学が当然、て学校ありますよね。

偏差値60以上の高校はたいていそうでしょうか。

そういう高校の生徒なら、受験勉強をすることが進路決めることになるわけです。

とりあえず、目標なんかなくていいんですね。

大学受験で点数をとる、という作業に徹すればいいので、

試行錯誤は一切いらない。

何学部にしようか、どこ大学にしようか、

なんていう選択は、受験の点数で決まるわけで、

選択の余地は点数次第ということになります。

いい医者になる、なんて目標をヘタに考えても、

点数が足りなければ何もならない。

点数に余裕ある受験生ならまだいいんですけどね、

大学に行けば目標なんかうつろうものです。






だから、大学に行かない人の進路は真剣に考えないといけない。

もし、大学に行かない、例えば専門学校とか、就職とか、弟子入りとか、

そういう人にとって、全日制高校普通科の勉強はきっと楽しくないでしょう。

大学受験のために塾予備校へ行ってる人に学力じゃ勝てなそうですし。

だから、全日制高校普通科が合わなくなる。

当然です。

普通科、っていう科は大学進学を前提とした科なんですね。

大学進学をしない人にとって、モチベーションが上がらない、そりゃそうですよね。

競技に興味がない人に競技をやる理由はありませんから頑張るはずがありません。

中学生のうちに大学進学をする予定がない人は、

全日制高校普通科に行く意味を見つけることは難しいと思われます。

部活とか友達と遊ぶとか、楽しいことはあるかもしれない。

しかし、毎日６時間の勉強の時間以外のことでやりがいを見つけないといけなくなる。

机に突っ伏して寝てるとか、授業さぼるとか、ムダな３年間じゃないだろうか。。。

それだったら、通信制高校に進学して、自由なことをやりたい。

そういう合理性がちゃんとあるんですね。

勉強で勝負しないで、違う土俵で戦う。

アルバイトをする。

プロテストに挑戦する。

芸能活動をする。

デザイン・イラストなどの創作をする。

ゲームを極める。

留学する。

小説を書く。

「それって成功する保証あるんですか？」

と問われれば、「そんな保証はない」に決まってます。

そもそも保証付きの人生を送っている人を私は知りません。




官僚の子ども、医者の子ども、政治家の子ども、富豪の子ども、旧華族の子どもなどそこそこ見てきましたが、

彼らにも人生の保証などありません。

どうしても保証っぽいのが欲しければ、早稲田か慶應義塾の付属の小学校を受験して合格させるべきでしたね。

６歳で最終学歴をほぼ確定できるじゃないですか。

それだけで人生が保証されるわけじゃないですけどね。

やはり、元気に生きていけそうな土俵で、

さんざん失敗したり、くじけたり、泣かされたりしながら、

強くなっていくしかないように思うんですね。





昭和の時代とは違うんですね。

親や教師の言うことに従うことなんかできません。

したくない進学、

したくない就職を、

がまんしてやろうとする子なんて今じゃ絶滅危惧種ですよ。

無遅刻無欠席で学校に行く子なら無遅刻無欠勤で満員電車通勤できるかもしれませんけど、

それほど集団行動に徹する人なら、通信制高校の出番はありません。

いい大学へ行って就活がんばって優秀な成績で卒業するでしょう。


そうじゃない人、

何か才能はありそうなんだけど、みたいな人。

そういう人の才能を生かせる環境が、いくつもあることが大事ですね。

それを一緒に考えるのがシティーキャンパスです。

学校が世の中のすべてじゃないこと、

学校以外の場で活躍の場をつくること、

そういう願望がある中高生をお待ちしています。

活躍の場を一緒に作らせてください。


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【進路の基礎知識】

第１部　通信制高校生は進路で悩むことがとても正しい
第２部　通信制高校生の大学受験・どう有利に合格を獲得するか
第３部　通信制高校生の専門学校進学はラクだと勘違いされやすい理由
第４部　通信制高校生の就職はゴールではない
第５部　進学も就職もしないという選択（前）
第６部　進学も就職もしないという選択（後）


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週１回通学専門・リモート可
年間サポート費用：188,188円（20年間値上げなし・税込）