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池袋サンシャインキャンパス(東京)
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2025.01.06 進路指導室
c 【進路の基礎知識②-1】通信制高校生の総合型選抜は「材料」をそろえることから 原宿表参道 池袋サンシャイン 通信制高校 サポート校
通信制高校生の進路に関する基礎知識⓪①から続きます。
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第1部では、通信制高校生は進路で悩むことがとても正しいことを知っていただけたでしょうか。
自由人であれば進路に悩むのが誰もが通る道です。正解はありません。
もしかしたらどんな道を選んでも正解になるかもしれません。
悩むことに慣れていない場合は、早く慣れてください。
自由を求める人は、悩みとの付き合いが上手です。一緒に悩みましょう。
さて、第2部では、通信制高校生が大学受験をする場合に、有利に合格を獲得する方法について考えます。
通信制高校生の大学受験のスタイルは全日制高校生とはかなり違います。
自由な時間が全く違いますからね。
全日制高校生と比較してはいけません。
いかに勉強量をこなすかが決め手です。
自由な時間を生かして、ブルトーザーのようにあっという間に知識を掘り起こす体質をつくります。
また、通信制高校生ならではの経験を生かした総合型選抜も有利に働きます。
必要な志望理由書、自己アピール、小論文、面接に備えます。
まずは、この総合型選抜をするにあたって、通信制高校生の受験計画を考えます。
通信制高校生に限りませんが、総合型入試で多くの高校生が最初にぶつかる壁は、志望理由書です。
1次試験としての書類審査であることがほとんどなので、これができないと2次の小論文や面接に進めません。
志望理由は、その大学を志望する理由なのですが、まずは本音の理由を書きだします。
・家から近い
・施設が良さそうだった
・学食がおいしかった
・学生がいい感じだった
・有名な大学だから
・親戚や先輩がいるから
・グランドが広い
・花壇の花がきれいに手入れされていた
・トイレがきれいだった
といった具合で、何でもいいんです。
こういう志望理由になるかどうかわからないけれど一応だしておくことを私は「材料」と呼んでいます。
料理を作る感覚ですね。
料理をするには、まずは材料がないと何もできません。
材料が集まると、どんな料理ができるか、どんな材料が足りないか、見えてくるのです。
料理と違って、材料は腐りませんから、いくらでも用意しておいていいですよね。
材料はできるだけたくさん、質より量を多くそろえましょう。
材料をながめているうちに、なんとなく志望理由の全容が見えてきたら成功です。
まだ見えてこなければ、材料が足りないのかもしれません。
これから材料をそろえる工夫をします。
やったことのない挑戦をする。
なんでもいいんです。
アルバイトをしている人は、まだやったことのない業務を上司にやらせてもらいましょう。
仕入れをやってみる。
アメリカで製造されたフレンチフライが届く。
食文化のことを考えてもいいし、
円とドルの損益について調べてもいいし、
アメリカの輸出について調べてもいいし、
ラードが完成するまでの工程についてでもいい。
これまで、当たり前だと思っていたこと、
疑問にも思わなかったこと、
知る、そして調べる。
それはすでに挑戦になっているのです。
こうやって新しい体験として、物語が生まれ、材料になっていきます。
特に通信制高校生なら、アルバイトなど多様な経験があるでしょう。
当たり前の仕事の中に、実は奥深い物語があったりします。
お店の立地、客や街の特徴も興味を広げるフィールドになります。
すばらしい料理は、すばらしい材料から生まれます。
材料が良ければ、調理はいらないんですね。
おいしい和牛があるなら、鉄板で両面焼いて、塩こしょうだけでいいんです。
通信制高校生は材料の面で、全日制高校生にはない多様性があるのです。
第3部 通信制高校生の専門学校進学はラクだと勘違いされやすい理由
専門学校に進学するということは、将来の職業を決定することであり、大卒とは異なる「プロ」として生きていくことを決意したことになります。その意識が薄い高校生は、必ず挫折します。専門学校に払った300万円と2年間という時間をムダにする学生が多数派であることは専門学校は絶対に公表しません。自分の成長は自分で責任をもつこと。覚悟ができない人には向いていない進路です。
第4部 通信制高校生の就職はゴールではない
東京には4000社を超える就職先があります。就職したい人は必ず就職できます。
しかし、大学生の就職活動とは異なるルールがあります。また、何年働いても所得が増えない会社もたくさんあります。所得が高くでも炎天下の屋外での仕事もあります。仕事の種類は何億といってもいい。人の数だけ職種があるといえます。高校生の就職について知ることはもちろんですが、通信制高校生のアルバイト経験を生かす仕事、就職しても転職が利く仕事、転職しても独立ができる仕事、などなど多方面から働き方について考えます。
第5部 進学も就職もしないという選択(前)
大学受験勉強をするほど勉強する意欲はない。かといって就職も想像できない。そんな高校生は少なくないのです。そして、その率直な思いに正面から向き合える教員もあまりいません。
しかし、進学しない、就職しない、という一見ムダに思える十代の時間が、実は人生の中で重要な期間であることがあります。
大学を落ちた浪人も、世界を旅して見分を広げることも、尊敬する大人の付き人になることも、小説を書くことも、進学でも就職でもありませんが、未来への希望があります。そういう進路についても一緒に考えていきましょう。
第6部 進学も就職もしないという選択(後)
一般には公開していませんが、進学も就職もしないで充実した生活を獲得する卒業生たちの具体例で考えます。
【入学相談・資料請求】
ご希望の日程をお知らせください。
090-2764-1200(入学担当直通・崎山)
メール問合せ:info@tuushinsei.com
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【学費】
週1回通学専門・リモート可
年間サポート費用:188,188円(20年間値上げなし・税込)
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第1部では、通信制高校生は進路で悩むことがとても正しいことを知っていただけたでしょうか。
自由人であれば進路に悩むのが誰もが通る道です。正解はありません。
もしかしたらどんな道を選んでも正解になるかもしれません。
悩むことに慣れていない場合は、早く慣れてください。
自由を求める人は、悩みとの付き合いが上手です。一緒に悩みましょう。
さて、第2部では、通信制高校生が大学受験をする場合に、有利に合格を獲得する方法について考えます。
第2部 通信制高校生の大学受験・どう有利に合格を獲得する
か通信制高校生の大学受験のスタイルは全日制高校生とはかなり違います。
自由な時間が全く違いますからね。
全日制高校生と比較してはいけません。
いかに勉強量をこなすかが決め手です。
自由な時間を生かして、ブルトーザーのようにあっという間に知識を掘り起こす体質をつくります。
また、通信制高校生ならではの経験を生かした総合型選抜も有利に働きます。
必要な志望理由書、自己アピール、小論文、面接に備えます。
まずは、この総合型選抜をするにあたって、通信制高校生の受験計画を考えます。
通信制高校生に限りませんが、総合型入試で多くの高校生が最初にぶつかる壁は、志望理由書です。
1次試験としての書類審査であることがほとんどなので、これができないと2次の小論文や面接に進めません。
志望理由は、その大学を志望する理由なのですが、まずは本音の理由を書きだします。
・家から近い
・施設が良さそうだった
・学食がおいしかった
・学生がいい感じだった
・有名な大学だから
・親戚や先輩がいるから
・グランドが広い
・花壇の花がきれいに手入れされていた
・トイレがきれいだった
といった具合で、何でもいいんです。
こういう志望理由になるかどうかわからないけれど一応だしておくことを私は「材料」と呼んでいます。
料理を作る感覚ですね。
料理をするには、まずは材料がないと何もできません。
材料が集まると、どんな料理ができるか、どんな材料が足りないか、見えてくるのです。
料理と違って、材料は腐りませんから、いくらでも用意しておいていいですよね。
材料はできるだけたくさん、質より量を多くそろえましょう。
材料をながめているうちに、なんとなく志望理由の全容が見えてきたら成功です。
まだ見えてこなければ、材料が足りないのかもしれません。
これから材料をそろえる工夫をします。
やったことのない挑戦をする。
なんでもいいんです。
アルバイトをしている人は、まだやったことのない業務を上司にやらせてもらいましょう。
仕入れをやってみる。
アメリカで製造されたフレンチフライが届く。
食文化のことを考えてもいいし、
円とドルの損益について調べてもいいし、
アメリカの輸出について調べてもいいし、
ラードが完成するまでの工程についてでもいい。
これまで、当たり前だと思っていたこと、
疑問にも思わなかったこと、
知る、そして調べる。
それはすでに挑戦になっているのです。
こうやって新しい体験として、物語が生まれ、材料になっていきます。
特に通信制高校生なら、アルバイトなど多様な経験があるでしょう。
当たり前の仕事の中に、実は奥深い物語があったりします。
お店の立地、客や街の特徴も興味を広げるフィールドになります。
すばらしい料理は、すばらしい材料から生まれます。
材料が良ければ、調理はいらないんですね。
おいしい和牛があるなら、鉄板で両面焼いて、塩こしょうだけでいいんです。
通信制高校生は材料の面で、全日制高校生にはない多様性があるのです。
第3部 通信制高校生の専門学校進学はラクだと勘違いされやすい理由
専門学校に進学するということは、将来の職業を決定することであり、大卒とは異なる「プロ」として生きていくことを決意したことになります。その意識が薄い高校生は、必ず挫折します。専門学校に払った300万円と2年間という時間をムダにする学生が多数派であることは専門学校は絶対に公表しません。自分の成長は自分で責任をもつこと。覚悟ができない人には向いていない進路です。
第4部 通信制高校生の就職はゴールではない
東京には4000社を超える就職先があります。就職したい人は必ず就職できます。
しかし、大学生の就職活動とは異なるルールがあります。また、何年働いても所得が増えない会社もたくさんあります。所得が高くでも炎天下の屋外での仕事もあります。仕事の種類は何億といってもいい。人の数だけ職種があるといえます。高校生の就職について知ることはもちろんですが、通信制高校生のアルバイト経験を生かす仕事、就職しても転職が利く仕事、転職しても独立ができる仕事、などなど多方面から働き方について考えます。
第5部 進学も就職もしないという選択(前)
大学受験勉強をするほど勉強する意欲はない。かといって就職も想像できない。そんな高校生は少なくないのです。そして、その率直な思いに正面から向き合える教員もあまりいません。
しかし、進学しない、就職しない、という一見ムダに思える十代の時間が、実は人生の中で重要な期間であることがあります。
大学を落ちた浪人も、世界を旅して見分を広げることも、尊敬する大人の付き人になることも、小説を書くことも、進学でも就職でもありませんが、未来への希望があります。そういう進路についても一緒に考えていきましょう。
第6部 進学も就職もしないという選択(後)
一般には公開していませんが、進学も就職もしないで充実した生活を獲得する卒業生たちの具体例で考えます。
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