もちろんですね、中学生・高校生が勉強がんばることは悪くはないですよね。


ちゃんと身につく勉強ができれば、です。


ちゃんとした勉強がどういう勉強か、


について考えるためには、ちゃんとしてない勉強をみれば想像ができます。


定期試験の前に試験範囲を暗記して、試験が終わったら全部きれいに忘れる、


こんな勉強には何も意味がないことは、前々回のブログ「嫌々やる勉強とはおさらば」に書いた通りです。



中学生・高校生に求められる学力は、


「次の文章を読んで、後の問に答えよ」


とあるように、「読んで」「答える」ことに他なりません。


読んで答えればどんな試験も（大学受験すべて含む）満点のはず。


でも実際には読めたつもりになっているケースがほとんどで、


読めていないし、設問にも答えられていない。


どうすれば正確に文章が読めるようになるでしょうか？


たくさん文章を読むことに他なりません。


ダンスができなければダンスをしないといけないのと同じです。


見ただけでできるようにはなりません。


スポーツも見ているだけでできるようになりません。


やらないとできません。


どれくらいやるか？


週１？　週３？　週５？


一番いいのは週７に決まっています。


週７も勉強できない？


みんなそうですよね。


勉強をそんなに頑張れる人はあまりいない。


では勉強以外に、週７がんばれるものはありますか？


あるならすごい。それは間違いなくあなたの適性です。


もし、そんなにがんばれない、がんばったことはない、という場合はどうしましょう？


アルバイトをしながら高校卒業を目指すのは一考です。


週３くらいでアルバイトをはじめ、面白くなったら増やしていけばいいのです。


たくさん働いたらたくさん遊びましょう。


たくさん働く人がたくさん遊ぶのは古今東西と問わず世の常です。


働く人は、休むことも仕事のうち。


たくさん働き、たくさん遊び、たくさん休む。


この３つをすべて成り立たせることができれば、充実した日々になることは確かです。


自分には何の適性もないな、という人はアルバイトをする中で適性をみつけるのもアリです。


アルバイトはあくまで一例で、他の何でもいいのです。


全日制高校へ行って、適性を見つけられずに終わる３年間を過ごすより、


点数を稼ぐためにやる勉強から解放され、


勉強以外の、自分が勝負したいことで適性を育ててゆく方が、


未来を切り開ける可能性が高くなると思うのです。








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