通信制高校の「三者面談」は怖くない!親子のトゲを抜き、未来へのロードマップを共有する対話の時間
コラム KG高等学院 成田
「三者面談」と聞くと、全日制高校での「成績や欠席日数を突きつけられ、先生からお説教をされる場所」という苦いイメージを思い出す保護者様や生徒は少なくありません。 学校に行けなくなってからの面談であれば、なおさら足が重くなるのは当然のことです。 しかし、通信制高校、特にサポート校における三者面談は、あなたを追い詰めるための場では決してありません。 家庭内で絡まってしまった親子の糸をほぐし、笑顔で次のステップへ進むための「作戦会議」の全貌をお話しします。
全日制とは180度違う!通信制面談の「温かい空気感」
通信制高校の面談の目的は、生徒の「悪いところの指摘」ではなく、「これからの心地よさの追求」です。
現状を責めず、本人の「今の心の状態」を最優先に聞き取る
面談の冒頭で、スタッフが「なぜレポートが遅れているんだ」「どうして学校に来ないんだ」と生徒を問い詰めることは絶対にありません。 まずは「最近、お家ではリラックスして過ごせてる?」「体調の波はどうかな?」といった、生徒の心身のコンディションを把握することから始めます。 勉強の進み具合よりも、生徒が安心して日々を過ごせているかどうかが、私たちにとって最も重要だからです。 先生の前で上手に話せなくても大丈夫です。スタッフが優しく言葉を拾いながら、生徒の「本音」にゆっくりと耳を傾けます。
家庭内で言えない思いを代弁する「通訳」としてのスタッフの役割
不登校の期間が長くなると、親子だからこそ「将来への焦り」や「期待」がぶつかり合い、感情的なトゲのある会話になってしまいがちです。 面談の場に客観的な第三者であるスタッフが入ることで、教室の空気は一気に冷静で温かいものに変わります。 「お母さんは心配だからこう言っているんだよ」「本人はサボっているのではなく、本当に体が動かなくて苦しいんだよね」。 スタッフが親子の間に立ち、お互いの本音を翻訳して伝えることで、家庭内でのピリピリとした緊張感が魔法のように和らいでいきます。
卒業と進路の不安を解消する「オーダーメイドの作戦会議」
心が落ち着いたところで、具体的な「これからのスケジュール」を3者で共有し、安心の土台を作ります。
体調に合わせた「無理のないレポート・スクーリング計画」の作成
通信制高校を卒業するためのルールは非常に明確ですが、それを一人で管理するのは大変です。 面談では、生徒の今のエネルギー量に合わせ、「今月は週に何枚のペースでレポートを進めるか」「次のスクーリングはどの授業を優先して出席するか」を細かくカスタマイズしていきます。 高い目標を掲げて挫折するよりも、確実にクリアできるスモールステップを設定することが大切です。 計画を全員で共有しておくことで、親御様も家で「勉強しなさい」と言わずに見守ることができるようになります。
偏差値に縛られない「生徒の強み」を活かした進路選定
3年生の面談では、高卒資格を取った後の「出口」について具体的に話し合います。 全日制のように「今の成績で行ける大学はここだけ」というような、偏差値だけの機械的な進路指導は行いません。 「イラストを描くのが得意だから、この専門学校の総合型選抜を狙おう」「文章を書くのが好きだから、小論文を活かしてこの大学の推薦枠を使おう」。 生徒が日常のキャンパスライフや趣味の中で見せてくれた「輝く一面」をスタッフは逃さず記録しています。 その強みを最大限に活かせる進路を提案し、合格までのロードマップを3者で共有します。
まとめ:面談が終わる頃、親子の表情は明るくなる
キャンパスでの三者面談を終えて帰宅する際、多くの親子が「来てよかった」「心が軽くなった」と笑顔を見せてくれます。 面談は、あなたの過去を裁く場所ではなく、あなたのこれからの未来を一緒に創り出すための、最も優しい時間です。 お子様がどうしてもキャンパスに来られない場合は、まずは保護者様だけでお話しを伺うことも可能です。 一人で抱え込まず、いつでも私たちスタッフを頼ってくださいね。
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