鹿島学園高等学校

学習センターブログ

CAMPUS BLOG

転校したら前の学校の「健康診断の記録」はどうなる?通信制高校への進路変更と公的書類の引き継ぎの実務

コラム KG高等学院 目黒

転校したら前の学校の「健康診断の記録」はどうなる?通信制高校への進路変更と公的書類の引き継ぎの実務

今の高校が合わず、通信制高校への転校(転入)が決まった際、勉強の単位や学費のことと同じくらい保護者様が盲点になりがちなのが「これまでの健康診断のデータや医療情報の引き継ぎ」という事務手続きです。 「前の学校で受けた内科検診や視力検査の結果は消えてしまうの?」「新しい学校でまた一から受け直さなければならない?」という疑問は当然のものです。 今回は、環境を変えた際のお子様の「健康診断票(公的カルテ)」の事務的な流れの現実と、実務手続きのポイントについて分かりやすく解説します。

国の法令に基づき、健康の記録は「100%完全自動」で移送されます

学校を変えたからといって、お子様のこれまでの成長や医療の公的記録が抹消されることは絶対にありません。

学校保健安全法に定められた「健康診断票」の原本郵送ルール

日本の法律(学校保健安全法)では、児童生徒が転校する場合、前の学校が作成・保管していた「学校健康診断票」および「歯の検査票」の原本を、新しい学校へ必ず送付しなければならないと厳格に定められています。 この手続きは、前の学校の事務局から次の通信制高校の事務局へと、書留などの公的な郵送ルートを介して直接、自動的に送られます。 保護者様が前の学校へ行って書類を回収したり、お医者さんに過去のデータを証明してもらうような面倒な実務作業は一切発生しませんので、安心してください。

これまでの受診履歴が、将来の「健康診断証明書」の発行根拠となる

前の学校から届いた健康診断票には、1年生の春からの身長・体重の推移、視力・聴力、内科・歯科検診の医師の所見がすべて記載されています。 通信制高校は、この届いた公的カルテのデータをそのまま自校のシステムへ統合し、お子様の3年間の継続的な健康記録として厳密に管理を引き継ぎます。 これにより、将来の大学受験や就職活動で学校発行の「健康診断証明書」が必要になった際にも、過去の在籍期間のデータをすべて網羅した、法的に完全に有効な証明書をスムーズに出行してもらうことが可能になります。

転校・編校のタイミングにおける「実務上の注意点」と対処法

法的な引き継ぎは自動ですが、転校する時期によっては、少しだけ注意しておくべき実務のポイントがあります。

春の健診時期(4月〜5月)に転校する場合の「受診場所」の確認

全日制高校で春の定期健康診断を受ける前、あるいは受けている途中のタイミングで通信制へ転校する場合、未受診の項目をどちらの学校でクリアすべきかの確認が必要です。 もし前の学校で一部の検査(胸部X線や心電図など)が未完了であれば、転校先の通信制高校が指定する日程や近隣の提携医療機関で、残りの項目を受診する手続きをとることになります。 学校間の書類の到着には数日から2週間ほどのタイムラグが発生することがあるため、最初の三者面談などの際に、「前の学校で今年の健診はどこまで済ませているか」をキャンパスのスタッフに一言伝えておくと、その後の実務が非常にスムーズになります。

過去の「要再検査」の項目がある場合の申し送り

前の学校の健診で「視力低下のため眼科受診を推奨」などの所見がついたまま放置されている場合、その記録もそのまま通信制高校へ引き継がれます。 通信制高校へ移った後、学校側の養護教諭やスタッフから「過去のこの項目について、病院はいかれましたか?」と確認の案内が入ることがあります。 これは生徒を責めるためではなく、公的なカルテのデータを正常化するための優しい実務ケアです。 病院へ行った際の領収書や結果のメモがあれば、面談の際などにスタッフへ共有しておくことで、学校側の台帳をスムーズに最新の状態へと更新することができます。

まとめ:事務的な手続きは、すべて私たちプロにお任せください

「子供が学校に行けなくなって、健康診断の手続きまで頭が回らない……」と、保護者様が一人で焦る必要はまったくありません。 学校教育における医療情報の引き継ぎは、国が定めた厳格なシステムの中で、学校の事務職同士が責任を持って淡々と処理を行います。 これまでの頑張りの記録も、健康のデータも、お子様の大切な財産としてすべて次の場所へと守られます。 手続きのご不安や、体調の波に合わせた受診のご相談などがあれば、いつでもお気軽に私たちスタッフまでお声掛けくださいね。

● KG高等学院 目黒キャンパス ご質問、資料請求・見学のご予約は以下から遠慮なくご連絡ください。

LINEでお問い合わせ

資料請求・見学予約フォーム

フリーダイヤル 0120-23-6060

一覧へ