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通信制高校の「健康診断」は義務?卒業後の進路を守るために欠かせない健康記録

コラム KG高等学院 目黒

通信制高校の「健康診断」は義務?卒業後の進路を守るために欠かせない健康記録

全日制では当たり前の春の行事である「健康診断」。通信制高校ではどこで受けるのか、そもそも受けなくても卒業できるのではないか、と考える生徒もいます。しかし、健康診断は単なる体調チェックではなく、卒業や進路活動において不可欠な「法的書類」の根拠となる大切なステップです。

学校保健安全法に基づく「受診」の重要性

通信制高校であっても、学校として生徒の健康状態を把握し、記録を残すことが法律で義務付けられています。

「特別活動」として出席時間を稼げるチャンス

多くの通信制高校・サポート校では、一斉健康診断の日を「特別活動」の時間として設定しています。受診するだけで、卒業に必要な貴重な出席時間を確保できます。短時間で終わり、服装も自由なことが多いため、不登校傾向にある生徒にとっても最も参加しやすい登校日の一つとなります。スタッフに会って今の状況を軽く話すきっかけとしても、非常に有効な機会です。

「健康診断証明書」が発行できないリスクを避ける

最も大きな影響が出るのは、卒業時の進路活動です。大学受験、就職活動、あるいは資格試験の願書提出時に「健康診断証明書」が必要になることが多々あります。学校で行われる定期健診を受けていないと、この書類を発行することができません。直前になって慌てて自費で医療機関を探し、高い診断書料を払うという負担を避けるためにも、学校の健診を最大限に活用しましょう。

学校で受けられない場合の「自己受診」という選択

体調や距離の問題で、どうしても指定の日時に参加できない場合の対処法があります。

外部の医療機関での受診と結果提出のルール

学校指定の健診に行けない場合は、自分で近隣の病院へ行き、指定された項目(身長・体重、視力・聴力、内科検診、胸部エックス線など)を受診し、その結果(健康診断票の写しなど)を学校へ提出する必要があります。この場合、受診費用は自己負担になることが一般的です。また、学校が定める期限内に提出しないと、その年度の記録が「欠測」扱いになり、後の証明書発行に支障が出るため、期限管理が極めて重要になります。

「健康管理」も自律した学習者への第一歩

通信制高校での生活は、自己管理が基本です。自分の身体の状態を把握し、必要な手続きを自分で(あるいは保護者と協力して)期限内に行う。こうした一見事務的なことも、社会に出るための大切なトレーニングです。私たちは、健康診断という機会を通じて、生徒たちが自分の心と身体のメンテナンスに関心を持つことを願っています。

まとめ:健康診断は「未来へのチケット」の一部

「面倒だな」と感じるかもしれませんが、健康診断はあなたが正規の高校生として活動している証でもあります。卒業後に「あの時受けておけばよかった」と後悔しないよう、しっかりと受診しましょう。不安があればいつでもスタッフに相談してください。安心して受診できる方法を、一緒に考えます。

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