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2019.05.24 不登校からの立ち直り

UBSグループ見学

先日、当会にボランティアで来ていただいている方の伝手で銀行でお話を伺う機会がありまして、
イベントとして皆で見学に行ったのです。

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UBSグループについて


「プライベートバンク」という部門にお邪魔しました。本社は永世中立国のスイス。
150年以上の歴史があるそうでして、なんと最低金融資産額が2億円。
僕らは今後2億円の資産を手に入れないとあの部屋には入れない、と。
個人のお客さんだと社長さんなんかが多いらしく、まあそういうハイレベルな所です、額が。

この日はUBS社員さんも交じって数班にわかれ、スイスやプライベートバンクについてのお話を聞いた後、
自分の生活費を例に、財産の管理 = ウェルス・マネージメントについて考えました。





例えば私の場合。
毎日学校と家とを電車で往復し、毎日自販機でペットボトルの飲み物を買い、週3回塾に通い・・・
と、普段の生活だけでも色々と出費があります。
例えば自販機の場合だと、120円×2本×30日でひと月に7000円以上かかっていました。
実際に自分で払っている訳ではありませんが、高校生からすればかなりの額。

さらに、
  ・通塾代:月約60,000円
  ・交通費:月約5,000円
  ・食費(朝昼夜):月約40,000円

なども乗って、11~12万円くらいになってしまいます。

次に、仮に親がいない環境になったとして、生活するのにいくらかかるかを概算。
家賃、家具、生活必需品、ライフラインなどを先ほどの合計に上乗せすると、20万円は軽く超えてしまいます。
週5日、8時間バイトすると仮定して時給換算にしてみると、1500円程稼がないといけない計算です。
ここから税金等でさらに負担がかかりますから、高校生には払えたものじゃありません。

とまあ親のありがたみを実感した話を殆ど親しか見てないブログで書いてもしょうがないんですけど。
いつもありがとうございます。

これが何になるのかってところが重要なんだと思いますが、例えば高卒者の平均初任給はだいたい18万くらい。赤字じゃん、ていう。
もちろん就職してるってことは塾に通う必要がないので、高校生とは状況は違うんですが、
それでも自由に使えるお金は殆ど残らないのでは…。

その他の班員の感想


・私たちの班について下さった社員の方のお話からは、人生に何があるか分からないということを学べたと思います。良い意味でもつらい意味でも予想通りにいくことはなかなかなく、しかし周りの人の支えのおかげで辛いことがあっても、復帰を果たすことができたそうです。
正直なところ、外資系企業の人ではない人でもあり得るお話しではありましたが、大人の方の人生経験を直接語っていただける機会は少ないのでありがたみを感じたいと思います。(東京都・17歳・女子)

・今回、自分が印象に残ったのは1か月の生活費についてのディスカッションです。
僕は、4月から一人暮らしを始める予定です。自分の1か月の生活費は家賃や光熱費などを含めると20万円ほどになってしまっていきなりの破産スタートになってしまうかもしれないことがわかり、漠然としました。
また、学費なども考えるととんでもない額になってしまうとわかり、親にしっかり感謝しようと同じ班のメンバーと誓い合いました、今回の企画を通じて、今後一人の社会人として生活する自覚を持ち、自律していきたいと感じました。

・自分は昔から金遣いが荒く、すぐに手持ちのお金を使い切ったり貯めていたお金も一気に遣っていました、
しかし、今回の体験で、1か月の生活費の消費支出を考えたり、UBSグループの方の話を聞いて、
自分の金遣いの荒さについて再考したいと思いました。

・僕は今まで金について深く考えたことがありませんでした。
今回UBSグループの話を聞いて金がどれほど大切かということと、
どのように金を使っていけばいいのかを考えることができました。

まとめ


この後、今後の進路について改めて考える機会として、
UBS社員の方にどのようにして外資に関わるようになったのかを聞かせていただきました。
外資ということでミスが許されない場所なので「学歴やばそう」みたいな雑すぎるイメージ持ってましたが、
意外と皆さん全く関係ないところから転職してきた方が多く、私の班の方も元々は教師だったそうです。

何事も続ける事が重要だと、司会の方がおっしゃっていました。今できている事を今後も続ける。
山頂まで登ってみたら、その先には全く別の景色があるかもしれない。
そうやって見つけた景色が「外資」だった、そんな方々でした。

これになりたい!という自分の夢が明確にあるわけでもないので、
私の人生に何が待っているのかは自分でも分かりません。今はまだ大雑把な準備しかできません。
でも、夢を探すための努力はできます。
一人の人間の視野はとても狭い。それを少しでも広げる努力によって、想像もしなかったような、
しかし自分に合った仕事にたどり着くのだろうと思います。
まだ具体的な進路は決められませんが、それを構成するための枠組みの1つを教えていただきました。
司会の方が結構名言メーカーだったので、最後にもう1つ紹介させてください。

―――私は外資を選びました。するのも選択、しないのも選択、人に流されるのも選択。
そして「させられる」のも、自分が選択したことです。



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