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2024.05.26 不登校からの立ち直り

不登校とひきこもりの違い ひきこもりにならないためには

みなさんこんにちは認定NPO法人高卒支援会スタッフの根本です。
さて本日は、「不登校とひきこもりの違い ひきこもりにならないためには」というテーマでお話を致します。

不登校とひきこもりの違い ひきこもりにならないためには


みなさん、不登校とひきこもりの線引きのラインはどこかご存じでしょうか。
「うちの子、不登校なんです」と相談に来て、蓋を開けたら重度のひきこもりでした。ということはよくあります。
今回はどこまでが不登校で、どこからかひきこもりか実例を元に解説をしていきます。
不登校とひきこもりの違いを理解してひきこもりにならないように、不登校を解決するよう対応していきましょう。

文部科学省による不登校の定義


「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、心身的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。
引用:「不登校の現状に関する認識」.文部科学省.

厚生労働省によるひきこもりの定義


「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学,非常勤職を含む就労,家庭外での交遊など)を回避し,原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」
引用:「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」.厚生労働省.

不登校とひきこもりの明確な違い


学校に行けていなくても、友達と遊びに行ったり放課後部活動に参加出来たりと人とコミュニケーションを取ることができる尚且つ家から出ることが億劫でなければ不登校といえるでしょう。
その場合の多くは、学校に対する問題(勉強や雰囲気、距離など)や学校での友人関係・先生との関係性から行けなくなっていることが多く、環境が変わると問題が解決することが大半です。当会に在籍している生徒の場合も、上記に当てはまる子の場合は、初期の段階から毎日通うことが出来る子も多いです。
一方で、ひきこもり傾向が強い場合、朝起きられないということが多く、人とコミュニケーションを取るのが億劫だったり、特別な予定がない限り家から出ないという子も多いです。仮に当会のような教室に来れても続かないということも多いです。
必ずしも半年以上家にいるだけがひきこもりではなく、親も本人も気づかないうちにひきこもりになっている可能性があります。
実際に内閣府で発表されたひきこもりの状態を程度別に分けたデータを見てみましょう。

内閣府によるひきこもり群の定義


内閣府の「こども・若者の意識と生活に関する調査 (令和4年度)」では、ひきこもりの状態を程度別に、
「広義のひきこもり群」と「狭義のひきこもり」、「準ひきこもり」に分け、それぞれ以下のように定義しています。
①広義のひきこもり群普段の外出頻度を問う質問に対し、以下のいずれかの回答をした者のうち、その状態が6か月以上続いている場合の者
・趣味の用事のときだけ外出する
・近所のコンビニなどには出かける
・自室からは出るが、家からは出ない
・自室からほとんど出ない
②狭義のひきこもり「広義のひきこもり」に該当する者のうち、以下の状態にある者
・近所のコンビニなどには出かける
・自室からは出るが、家からは出ない
・自室からほとんど出ない
➂準ひきこもり「広義のひきこもり」に該当する者のうち、趣味の用事の時だけ外出する者
つまり、半年以上ひきこもっていなくても家から出ない状態が続いている場合はひきこもりになる可能性が高いもしくは潜在的にひきこもりになっている可能性があるということになります。
引用:「こども・若者の意識と生活に関する調査(令和4年度)内閣府

不登校からひきこもりにならないために


不登校からひきこもりにならないためにどうすればいいかは単純明快です。
社会的参加をしていることです。
コンビニに行くことで社会的交流は出来ませんし、家にいて親とコミュニケーションを取ることで社会的交流は出来ません。
たまにですが、「図書館に行っていればいいでしょう。」という子もいますが、
他の人と交流が取れる場所にも行きましょう。フリースクールでも他の教育機関でも良いです。アルバイトなどもおススメです。(アルバイトの場合、人と接することができる接客などにしましょう。)
社会的参加をすればひきこもりの予防になります。
不登校の問題も同様に環境を変える(学校を変える)ことや就職したり目標を作りそれに向かって進むことで改善していきます。

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