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2024.05.22 不登校からの立ち直り

不登校と父親の役割について

不登校と父親の役割について



不登校問題を解決するために父親の役割も重要です。

不登校でご相談を頂き、ご家庭の関係をお伺いする際に、父親の不在と母親の密着が浮き彫りになるケースが多いです。

子どもの不登校を心配しているものの、どのように対応・行動すればいいのか分からない呆然タイプが多く、母親によって、「刺激をしてはいけない」と関わることを制止されている場合もあります。
続いて熱心タイプがあります。自分から相談を申し込む一方で母親の方は身を引いており、「父親に任せています」と言います。
3つ目に、「ほっとけ」というタイプがあります。
子どもが痛い目にあって気づくまでほっとけと言い、母親が過保護にするから不登校になっているんだと言って頑なに動きません。高学歴の父親に多くみられます。
4つ目に、父親が子どもの不登校以上に困った状況にある場合です。病気や解雇、大きな喪失感によって子どもの不登校問題どころではないというケースもあります。その場合は、父親の問題も解決しなければなりません。

いちばん頼もしいのは、アドバイスを積極的に聞いて、要領よく問題を解決するタイプの父親です。多忙な時間をさいてまで面談や保護者会にお越し頂き、精力的に解決をしていきます。1割くらいの割合で見受けられます。

仕事が多忙である、身体的にも精神的にも疲れており家庭の問題に関わる余裕がない、父親の過去の経験を生かせない、子どもとの関係が良くなく関係性が切れている、母親から行動を抑止される、母親から信じてもらえないといった家庭内の関係による問題で関わることがでいない制約もあります。

父親として確固たる存在感を回復するには



不登校を解決していくためには、父親の存在も重要になってきます。

家庭内で確固たる存在感を回復するには、日々の生活で父親が父親役を演じ通す必要があります。諦めないで父親が不登校問題に乗り出してうまくいかなかったケースは殆どありません。一方で、失敗してしまうケースには父親が解決に乗り出さないことが多いです。

不登校の解決の仕方



不登校の解決には、見守る方が良い場合と刺激を与えた方が良い場合とで対応が異なります。不登校生の中には、家にいておおらかにふるまっている子もいますが、実は劣等感をつのらせています。その場合は1日でも早く家を出られるようにしてあげる必要があります。

更に、不登校が長期化して引きこもりになっていると、自分の力では出られなくなります。

その場合、父親の力で連れ出す必要も出てきます。不登校になってしまうと、自律することが難しくなっていきますので、子どもの自律を助けるためには周囲の大人の力が必要になります。母親一人だとパワー不足は疲弊してしまいますので、父親の存在は非常に重要になっていきます。

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