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KG高等学院 水道橋(東京)
認定NPO法人高卒支援会運営
2022.08.02 不登校からの立ち直り
引きこもった中学生への支援 引きこもりから部屋を出るまで

今回は中学3年生の男の子K君のお話をしたいと思います。
ご相談頂いた時期は今年の4月で不登校・引きこもりの9割は治せるをお読みになり相談にお越しいただきました。
引きこもった時期は中学2年生。
中学2年生になった頃から家を荒らしたりガラスを割る行為が行われ、部屋に棒が置いてあり聞いてみると、学校でいじめにあっていると告白されました。
その頃から親の言うことをきかなくなり朝から家を出て夜までゲーセンで過ごすように。
徐々に引きこもってしまい年末からは今は家を出ずに部屋でゲーム漬けに、4ヶ月部屋に閉じこもりゲームをするだけの生活が続きました。
中学校ではいじめの経緯を言ったが対策が行われず、先生が引きこもっていることを他の生徒に言ってしまい、LINEで同級生から暴言を言われるようになり引きこもりが助長されるようになってしまいました。
児童相談所の人も来たことがあり話したことがありましたが、頷きなどするだけで進展がありませんでした。
5月に初回訪問を実施致しました。破壊行為に十分注意しながら防刃チョッキを付け自宅の状況を確認。
そして2階のK君の部屋にお父さんが恐る恐る呼びかけをしてもらいましたが本人は嫌だを言ってゲームを続けていました。
この頃からプリペイドカードやエナジードリンクなど何かと要求するようにもなってきました。
そこで当会では以下のようにアドバイスを致しました。
・なにか要求された場合は一度此方に相談すること
・瓶類のモノは買わない、危険物はすべてしまうように、ガラスコップも。
・下着しか替えてないので服も変えるように
2回目の訪問はお父さんが昼から訪問に来ることをドアの隙間から事前に伝えてもらいました。
しかし訪問時、K君は狸寝入り。お母さんが感情的になり、「今日こそは絶対話してもらうから」と無理やり部屋に行こうとするので止めました。
これはよく起こることで、訪問でスタッフが来ると親も本人を無理やり出そうとするが多いです。しかしこれは逆効果なので必ず止めます。
私が様子をみるために部屋に向かいます。
洗面所から物音がしたためお父さんに確認してもらいました。
洗面所にいたのはK君でした。お父さんが今日話すよう説得するも、本人が拒否し、そのまま自室ではない部屋に入り鍵を締めました。
ドア越しに5分程度話しかけ自室の横にご飯の配膳台が置いてあり名刺を横に置きました。
その後ご両親のいる部屋に戻り、帰り際にK君の部屋を見ると配膳台が消えていたので部屋に入ったのを確信し、ドア越しにもう一度挨拶をしました。
「少しあけるよ」
と伝えドアを少し開け部屋の中身を確認。ラック越しに本人と目が合い、挨拶をしてドアを開け距離を話して本人と向き合いました。
本人は黒いフードを深々と被りひげを少しだけ伸ばしています。
挨拶をし名刺を渡すと受け取ってくれました。
「不安だよね今の生活、お父さんに聞いたんだけど高校に行きたいけど勉強のやりかたわからないんでしょ?高校どこかしらに僕が行かせるから」と伝えると
「はい」と返事、また勉強の教材も持ってこないと行けないから来週も会ってくれるか聞くと「はい」と返事をしてくれました。
翌週から家庭訪問しK君とコミュニケーションを取りながら勉強を教える支援が始まりました。
最初の2回は返答の際に声が震えており人とのコミュニケーションが怖くなっていることが伝わりました。
しかし会話をする中で根がいい子で優しい子だと感じました。
優しい子はいじめのターゲットになることがあります。気が強くないので防衛手段として鉄の棒を持つようになったのでしょう。
勉強を教えると理解力も高く宿題は必ずやっていました。
1ヶ月ほどの訪問をし、「近所に居たままで家は出られない。他の子に絶対会いたくない」と悩みを言ってくれました。
そこで8月からお父さんと違う場所に引っ越しをし環境を変えることに。体力づくりと学習の取り戻し、学校生活を再トライすることを目標にフリースクールに通うことになりました。
訪問語1ヶ月になるとフードも取り髪の毛も家で切ってもらっていました。
また、部屋の片付けも一緒に行い生活環境・見た目の改善をしていきました。
そして7月末の生徒企画に一緒に行って生徒と交流をしようと企画参加の準備をし昼夜逆転の生活を改善、当日の朝にお迎えに行きました。
無事朝起きて一緒に隣駅まで歩いて待ち合わせ場所まで向かいました。
企画に無事参加。うまく生徒たちとも溶け込め8月から毎日家を出ると決心してくれました。
家で子どもが引きこもっていて困っている方は一度ご相談お待ちしております。
ご相談頂いた時期は今年の4月で不登校・引きこもりの9割は治せるをお読みになり相談にお越しいただきました。
引きこもった時期は中学2年生。
中学2年生になった頃から家を荒らしたりガラスを割る行為が行われ、部屋に棒が置いてあり聞いてみると、学校でいじめにあっていると告白されました。
その頃から親の言うことをきかなくなり朝から家を出て夜までゲーセンで過ごすように。
徐々に引きこもってしまい年末からは今は家を出ずに部屋でゲーム漬けに、4ヶ月部屋に閉じこもりゲームをするだけの生活が続きました。
中学校ではいじめの経緯を言ったが対策が行われず、先生が引きこもっていることを他の生徒に言ってしまい、LINEで同級生から暴言を言われるようになり引きこもりが助長されるようになってしまいました。
児童相談所の人も来たことがあり話したことがありましたが、頷きなどするだけで進展がありませんでした。
5月に初回訪問を実施致しました。破壊行為に十分注意しながら防刃チョッキを付け自宅の状況を確認。
そして2階のK君の部屋にお父さんが恐る恐る呼びかけをしてもらいましたが本人は嫌だを言ってゲームを続けていました。
この頃からプリペイドカードやエナジードリンクなど何かと要求するようにもなってきました。
そこで当会では以下のようにアドバイスを致しました。
・なにか要求された場合は一度此方に相談すること
・瓶類のモノは買わない、危険物はすべてしまうように、ガラスコップも。
・下着しか替えてないので服も変えるように
2回目の訪問はお父さんが昼から訪問に来ることをドアの隙間から事前に伝えてもらいました。
しかし訪問時、K君は狸寝入り。お母さんが感情的になり、「今日こそは絶対話してもらうから」と無理やり部屋に行こうとするので止めました。
これはよく起こることで、訪問でスタッフが来ると親も本人を無理やり出そうとするが多いです。しかしこれは逆効果なので必ず止めます。
私が様子をみるために部屋に向かいます。
洗面所から物音がしたためお父さんに確認してもらいました。
洗面所にいたのはK君でした。お父さんが今日話すよう説得するも、本人が拒否し、そのまま自室ではない部屋に入り鍵を締めました。
ドア越しに5分程度話しかけ自室の横にご飯の配膳台が置いてあり名刺を横に置きました。
その後ご両親のいる部屋に戻り、帰り際にK君の部屋を見ると配膳台が消えていたので部屋に入ったのを確信し、ドア越しにもう一度挨拶をしました。
「少しあけるよ」
と伝えドアを少し開け部屋の中身を確認。ラック越しに本人と目が合い、挨拶をしてドアを開け距離を話して本人と向き合いました。
本人は黒いフードを深々と被りひげを少しだけ伸ばしています。
挨拶をし名刺を渡すと受け取ってくれました。
「不安だよね今の生活、お父さんに聞いたんだけど高校に行きたいけど勉強のやりかたわからないんでしょ?高校どこかしらに僕が行かせるから」と伝えると
「はい」と返事、また勉強の教材も持ってこないと行けないから来週も会ってくれるか聞くと「はい」と返事をしてくれました。
翌週から家庭訪問しK君とコミュニケーションを取りながら勉強を教える支援が始まりました。
最初の2回は返答の際に声が震えており人とのコミュニケーションが怖くなっていることが伝わりました。
しかし会話をする中で根がいい子で優しい子だと感じました。
優しい子はいじめのターゲットになることがあります。気が強くないので防衛手段として鉄の棒を持つようになったのでしょう。
勉強を教えると理解力も高く宿題は必ずやっていました。
1ヶ月ほどの訪問をし、「近所に居たままで家は出られない。他の子に絶対会いたくない」と悩みを言ってくれました。
そこで8月からお父さんと違う場所に引っ越しをし環境を変えることに。体力づくりと学習の取り戻し、学校生活を再トライすることを目標にフリースクールに通うことになりました。
訪問語1ヶ月になるとフードも取り髪の毛も家で切ってもらっていました。
また、部屋の片付けも一緒に行い生活環境・見た目の改善をしていきました。
そして7月末の生徒企画に一緒に行って生徒と交流をしようと企画参加の準備をし昼夜逆転の生活を改善、当日の朝にお迎えに行きました。
無事朝起きて一緒に隣駅まで歩いて待ち合わせ場所まで向かいました。
企画に無事参加。うまく生徒たちとも溶け込め8月から毎日家を出ると決心してくれました。
家で子どもが引きこもっていて困っている方は一度ご相談お待ちしております。
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