【完全解説】通信制高校vs定時制高校の違いと選び方|夜間通学か自宅学習かどちらが合う?
コラム KG高等学院 成田
「今の学校が合わないけれど、高校卒業は諦めたくない」
そう考えたとき、選択肢に上がるのが「通信制高校」と「定時制高校」です。
どちらも全日制以外の学び方ですが、中身は全く別物と言っても過言ではありません。
お子様の今の体力や、やりたいことに合っているのはどちらなのか。
その違いを分かりやすく紐解いてみましょう。
1. 「時間」の使い方が根本的に違います
一番の違いは、学校で過ごす時間の長さとタイミングです。
定時制高校は、基本的には「毎日」学校に通います。
定時制は「夜」だけではありません
昔は「夜間定時制」が主流でしたが、今は朝から昼、夕方から夜など、時間帯を選べる多部制の学校も増えています。
それでも、決まった時間に登校し、教室で授業を受けるというスタイルは全日制と似ています。
通信制は「自分で時間を作る」スタイル
一方、通信制は「自宅学習」がメインです。
学校に行くのは月に数回のスクーリングが基本。
「明日は午後からレポートをやろう」「今日は体調が悪いから休もう」といった柔軟な調整ができるのが最大のメリットです。
2. 「卒業までの道のり」の描き方
定時制と通信制では、卒業を目指すペースも異なります。
定時制は「学年」という区切りがある場合が多い
多くの定時制は全日制と同じく「学年制」をとっています。
出席日数が足りなかったり、テストで赤点を取ったりすると、もう一度同じ学年をやり直す「留年」の可能性があります。
通信制は「積み上げ」の単位制
通信制は「単位制」です。
レポート、スクーリング、試験というステップを一つずつクリアして、卒業に必要な単位を貯めていきます。
自分のペースで着実に進められるので、無理なく3年間での卒業を目指せます。
コラム:定時制から通信制へ移った、ある生徒さんの声
かつて定時制に通っていたBさんは、「毎日通わなければならない」というルールが次第にプレッシャーになり、足が遠のいてしまいました。
「定時制でも無理なら、もう自分には無理だ」と落ち込んでいたBさんですが、通信制に転校して、その自由さに驚いたと言います。
「毎日行かなくていい。 その分、自分の好きな絵を描く時間に充てられる」
そう思えたとき、止まっていたレポートも不思議と進むようになったのです。
「毎日通うリズム」が必要な子もいれば、「自分のペース」が命綱になる子もいます。
3. どちらを選ぶべき?判断のポイント
お子様にとって最適な環境を見極めるには、以下の視点を持ってみてください。
集団の中での「安定感」はどうか
「毎日決まった場所に行き、誰かと会う方が安心する」なら定時制が向いているかもしれません。
逆に「大人数の中にいるだけで疲れてしまう」「自分の時間を大切にしたい」なら通信制がおすすめです。
今の「心の体力」を優先する
無理をして定時制に通い、また挫折してしまうのは一番避けたいことです。
今の体力が30%なら、30%の力で卒業できる場所を選ぶ。
それが結果として、お子様の自信を取り戻す最短ルートになります。
まとめ:どちらも「立派な高卒資格」です
通信制も定時制も、卒業すれば全日制と同じ「高校卒業」の資格が得られます。
大切なのは、どちらが優れているかではなく、どちらがお子様の「今の歩幅」に合っているかです。
じっくり見学して、お子様が「ここなら呼吸がしやすい」と感じる場所を選んであげてくださいね。
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