通信制高校の「3年で卒業」と「留年」のリアル。単位制だからこそ可能な柔軟な履修プラン
コラム KG高等学院 目黒
「通信制高校に留年はあるの?」「一度単位を落としたら、また1年生からやり直し?」 全日制高校の「学年制」に慣れていると、通信制の「単位制」は少し理解しにくいかもしれません。 結論から言うと、通信制高校には「留年」という概念は基本的にはありません。 この仕組みが、どれほど生徒の心の負担を軽くしているか、詳しく解説します。
「留年」がない!?単位制の画期的な仕組み
全日制では、欠席日数が1日でもオーバーしたり、1科目でも赤点を取ったりすると「留年」となり、すべての科目を1年生からやり直さなければなりません。
取得した単位は「貯金」のように蓄積される
通信制の「単位制」は、合格した科目の単位を一つずつ積み上げていくシステムです。 一度取得した単位は、卒業するまでずっと有効です。 もし、ある科目でレポートが間に合わず単位を落としてしまったとしても、翌年その科目だけを履修し直せば良いのです。 他の「合格した科目」をやり直す必要はありません。 この「貯金」ができる安心感が、完璧主義で自分を追い詰めやすい生徒にとって、大きな救いになります。
3年での卒業を目指す「標準プラン」と「延長プラン」
通信制も、多くの生徒が全日制と同じく「3年間での卒業」を目指して学習計画を立てます。 しかし、体調不良や家庭の事情で、どうしても3年で74単位を取り切れない場合もあります。 その時は、4年、5年かけて卒業を目指すことも可能です。 これは「落ちこぼれ」ではなく、自分のコンディションに合わせて「卒業時期をカスタマイズした」という前向きな選択として扱われます。 「3年で卒業しなければならない」という呪縛から解き放たれることで、かえって学習に身が入る生徒も多いのです。
「できるだけ通わないで卒業したい」というニーズへの向き合い方
「学校という場所がどうしても苦手」「最短・最小の負担で高卒資格が欲しい」 そう考えるお子様もいらっしゃいます。
在宅学習メインのコースでの卒業戦略
多くの通信制高校には、スクーリング(対面授業)を年に数日間の集中形式にし、それ以外は完全に自宅でレポートを進めるコースがあります。 「最低限の登校」で卒業を目指すことは、制度上全く問題ありません。 大切なのは、自分の「心の体力」を正確に見極めることです。 無理に通学しようとして挫折するよりも、まずは確実に卒業すること(資格を得ること)を最優先にする。そのための選択肢が用意されているのも通信制の強みです。
サポート校を「学習のハブ」として利用する
「通いたくないけれど、一人ではレポートができない」というジレンマ。 そんな時こそ、サポート校の出番です。 サポート校は毎日通わなければならない場所ではありません。 週に1回、あるいは月に1回、レポートの進捗を確認したり、わからない箇所をまとめて聞いたりする場所として利用できます。 「自分のペース」と「卒業への確実性」の両方を手に入れるための、賢い賢い活用法を一緒に考えましょう。
まとめ:卒業はゴールではなく、あなたの「権利」です
何年かかっても、どんな通い方であっても、得られる「高校卒業資格」の価値は変わりません。 「3年で、みんなと同じように」というプレッシャーを一度脇に置いてみてください。 あなたが一番納得できる形で、着実に一歩ずつ進んでいく。 そのための柔軟な仕組みが、通信制高校には整っています。
● KG高等学院 目黒キャンパス ご質問、資料請求・見学のご予約は以下から遠慮なくご連絡ください。
