【理事長インタビュー】なぜ「高卒支援」なのか?代表・竹村が語る設立の原点と、不登校支援に懸ける想い
お知らせ KG高等学院 水道橋
「高校受験当日に、会場に入ることができなかった」 「不合格という結果を受け、次の居場所が見つからない」
そんな子どもたちと、肩を落とす保護者様の姿を私たちは見てきました。
今回は、高卒支援会がどのようにして生まれ、そして私、竹村がなぜこの活動に人生を捧げるようになったのか、その原点をお話しします。
高卒支援会のルーツは、先代の杉浦孝宣が経営していた「不登校児童・生徒のための専門塾」にあります。
2010年当時、塾として不登校の子どもたちの受験を全力でサポートしていましたが、現実は甘くありませんでした。
厳しい状況にある子どもたちの中には、残念ながら志望校に届かなかったり、あるいは当日のプレッシャーから受験会場の門をくぐることさえできなかったりする子がいたのです。
「勉強以前に、まずは居場所が必要だ」 「せめて、将来の選択肢を広げるための高校卒業資格だけは取らせてあげたい」
そんな保護者様の切実なニーズと、なんとかしてあげたいという杉浦の強い想いが結実し、「高卒を支援する会(高卒支援会)」はスタートしました。
私がこの活動に携わるようになったのは、2014年の夏のことです。
実は、私自身もストレートな教育ロードを歩んできたわけではありません。
一度大学を中退し、二度目の大学に入学して「人生をやり直している」最中でした。
そんな折、高校時代の同級生から「不登校支援のボランティアをしているんだけど、一緒にやらないか?」と誘いを受けたのが、高卒支援会との出会いです。
当時の私は、二度目の大学で教育学や心理学を専攻し、教員を目指して猛勉強していました。
また、大手進学塾での指導経験もあり、「自分の持っているノウハウが、苦しんでいる子どもたちの役に立つなら」と、導かれるようにこの世界へ飛び込みました。
私自身が「大学中退」という挫折を経て、もう一度学び直した経験があるからこそ、生徒たちに伝えられることがあります。
不登校や高校中退は、人生の「終わり」ではありません。
それは、自分に合った生き方を見つけるための「少し長い休憩」や「方向転換」に過ぎないのです。
高卒支援会は、ただ勉強を教える場所ではありません。
先代から受け継いだ「なんとかしてあげたい」という情熱と、私自身の経験に基づいた「何度でもやり直せる」という確信をもって、これからも生徒一人ひとりの「その先の人生」に伴走し続けます。
