鹿島学園高等学校

学習センターブログ

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Q.息子に合う通信制高校、どこがいいでしょうか?

通信制高校への転入学 池袋サンシャインキャンパス

都内の中高一貫校、有名大学の付属の1年生、

理系ですね。

部活で人間関係がうまくいかない、

学校をやすみがち、なるほど。




お母さまのお話を伺うかぎり、

息子さんに合う通信制高校などありません。

そもそも通信制高校は勤労青年を想定した制度です。

不登校・不適応・学習障害、精神疾患をケアするところがあまりに多いので

全日制の受け皿といった解釈をしている人が多いのですが、

行政の制度としては、働きながら勉強する人を対象としています。




息子さんは、人並み以上の学力をもつ、しかも理系。

とはいえ、付属高校の理系だと勉強は大きく遅れているのが普通です。

やはり、数学はまだⅠなのですね。

外へ出て理系で大学受験をするなら、

高校1年生までに数学全範囲が終わっていてもいいくらいです。

付属でない男子校の理系であれば、珍しいことではありません。

その意味で、息子さんが高校を変えても、

大学受験で今の付属よりいい大学にいける可能性は見えないのではないでしょうか。

ちなみに鹿島学園には極限・微分方程式の授業すらありません



おそらくベストな結論は、今の学校に残って付属の大学の理系学部を目指すこと。

学校内の人間関係を断ち切って、外部受験をする人たちと新たな関係を構築すること。



しかし、

どうしても退学が避けられない場合、

風呂なしトイレ共同のボロアパートを借りて一人暮らしをさせ、

働きながら自分の未来を切り開かせる選択肢を用意してやるのも一考です。

入居費用以外、一切の金銭的補助はいけません。

東京なら仕事はいくらでもあります。

学校のような籠の中でなく、リアル社会に育ててもらうのがベストです。



甘やかすことにはなりますが、

通信制に転学し、

予備校と家庭教師の併用で、遅れた勉強を取り戻すべく、

数学と物理を3年生になる前に完成させることも手ではあります。

甘やかし前提なら、海外留学などもありますが、

いずれにしても、

問題を先送りしているだけです。

いずれ、会社に嫌な人がいるから辞めたい、

奥さんが嫌だから離婚したい、

社会が嫌だから家でひきこもりたい、

などというアレルギー体質を残したまま大人になることになります。




嫌になったから辞めるのはケースによって仕方ないにしても、

高校の人間関係がぎくしゃくしたから通信制というのはあまりに安易に過ぎると思うのです。



社会人以上に働きながら勉強と両立させようと努力している通信制高校生にしてみれば

特になにもやりたいことはないけど通信制に来た、

などという無気力な高校生に対しどんな共感ができるというのでしょうか。

せいぜい同情くらいしかできないのではないかと思います。




通信制にきて何をしたいのか、少なくとも本人の意志が確認できない限り、

池袋サンシャインキャンパス他3つのシティーキャンパスへの入学はできません。

今の高校をどうしても辞めたいと思うなら、

自立して生きていく覚悟があるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。

学校を辞めても親がずっと面倒みてくれると考えている節があるなら、

将来の改善の見込みはあまりないようにも思います。

心を鬼にして息子さんを突き放すことが必要な場面があるかもしれません。

お母さまにとっても覚悟が必要なときです。

気力体力が途切れることがないようご自愛ください。








2018年1月20日(土)

鹿島学園・鹿島山北高等学校連携施設

池袋サンシャインキャンパス

原宿表参道シティーキャンパス

渋谷駅東口シティーキャンパス

新宿駅西口シティーキャンパス

崎山潤一郎


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