Q.学校は何をしてくれるんですか?
今日の問題 池袋サンシャインキャンパス変な質問をする新入社員がいて困ったという企業の課長さん。
「会社は私に何をしてくれるんですか?」
と問われて、予想もしない不意打ちの質問に
どう答えていいか全くわからなくなってしまったそうです。
まさか新入社員が、まるでお客のような立場で質問をしてくるとは思いませんから、
課長さんの戸惑いもわかるような気がします。
他人は自分に何かしてくれて当たりまえ。
といった発想は、甘やかされて育った人ばかりでなく、
消費社会に生きている私たちは年齢に関わらず誰にでもありがちで、
不登校やひきこもり、不適応の一因となることが少なくありません。
他人が自分の思ったようなことをしてくれない、
褒(ほ)めてくれない、愛してくれない、幸せにしてくれない、認めてくれない、
だから学校へ行かない、仕事をしない、人と関わらない、
と発想することを、「お客様発想」と呼んで戒めるべきです。
「お客様発想」が悪いほうへ向かうと、
自分勝手なわがままを言う、
自暴自棄になる、怒鳴る、暴力に訴える、
などの迷惑行為に結びつくケースもあります。
お客様発想になっていないかどうか、戒めることは不可欠であるように思います。
他人が自分のために何かしてくれることはありません。
あなたが他人のために何かしているか考えればわかるのではないでしょうか。
仮にあなたが他人のために何かを一生懸命したとしても、
褒められたいとか、何らかの見返りを期待しているなら、
それは他人のためでなく自分のためだといえます。
見返りを期待しないで他人のために何かをする人は、
そういう人たち同士でしか関わり合いません。
若いうちに、お客様発想とは決別しなければなりません。
他人は自分のために何もしないのが当然であり、
自分は他人に見返りを期待することなく、
他人のためにすることを厭(いと)わない決意が必要です。
(元記事)
2016年10月23日(日)
鹿島学園通信制学習センター東京池袋サンシャインキャンパス
崎山潤一郎
