将来何になるかの選択に悩むことから離れてみる
進路指導室 池袋サンシャインキャンパス将来は何になるか、といった幼児向けの問いを高校生にすることに違和感を覚えます。
何になるか、を考える必要はあまりないように感じるのです。
理由は以下2つ。
1 何かになることはたいていゴールではなく単なる憧れ。
2 何になるか決めても、すぐ時代遅れになるかも。
高校生になれば、
小さい子どもの
「大きくなったらケーキ屋さんになる」
といった発想から多少は発達する必要があります。
高校生になっても変わらぬことなくケーキ屋さんになることを狙うなら、
「ケーキ技術は当然ながら、経営、販売、会計、ブランディング、文化研究、食材研究、IT、設計を学ぶのが目標」
といったゴール設定になるはずです。
すべてを一足飛びに学ぶことはできないので、
これらをどのように学ぶか、
なにを自分の強みにするかが課題となります。
こうして自分のゴールに試行錯誤しながら、
「山の手地区の富裕層が納得する和菓子の技術を基本としたティータイムのドルチェを提供するカフェの経営」
といった方向性が定まってくれば、
「〇〇になりたい」の発想から一歩深まったアイディアに発展していきます。
自分が学ぶべき道も明らかになってもきます。
とはいえ、たいていの高校生は、何かになりたい、という発想から抜け出せないもの。
だからこそ、真剣に考え抜いて、
生まれてきたアイディアを大切に育ててゆく必要があります。
アイディアは何度もダメ出しを受けて強くなります。
優れたアイディアを育てるためには、ダメ出しを柔軟に、積極的に受け入れていくことも大切です。
鹿島学園通信制学習センター池袋サンシャインキャンパス
崎山潤一郎
