先生の机に、ポケモンが集まる理由。|鹿島学園高等学校通信制 小山キャンパス
日常 KG高等学院 小山キャンパス(提携鹿島朝日)
「先生、こんなのあったよ!」
そんな一言と一緒に、最近少しずつ私の机の上にポケモンたちが増えています。
最初のきっかけは、昨年。
ある生徒が大きなピカチュウを持ってきてくれたことでした。
せっかくなので、お皿の部分には飴を入れて、生徒のみなさんが自由に食べられるようにしています。
すると今度は…
ガチャガチャで見つけたポケモンを「置いておきますね!」と持ってきてくれる生徒が現れたり、いつの間にか仲間が一匹、また一匹と増えていったり。
気づけば、机の上はちょっとしたポケモンコーナーになっていました。
気分はポケモンセンターのジョーイさん。
もちろん、私はポケモンが好きなので嬉しい気持ちはあります。
でも実は、それ以上に嬉しいことがあります。
それは、「先生に見せたい」「先生と話したい」と思ってくれていることです。
通信制高校では、生徒それぞれが自分のペースで登校しています。
レポートを進めるために来る日もあれば、イベントに参加する日もあります。
そんな中で、
「先生、このガチャ知ってる?」
「これ、先生が好きそうだと思って。」
そんな何気ない会話が生まれる時間があります。
こうしたやり取りの積み重ねが、「困ったときは先生に相談してみよう」「今日は先生に会いに行こう」という安心感につながっていくのだと思っています。
もちろん、「先生に喜んでもらいたいから」と無理をして買ってきてほしいとは思っていません。
だからこそ、生徒にも「気持ちだけで十分だからね」と伝えています。
私たちが嬉しいのは、物ではなく、「先生に見せたい」と思ってくれた気持ちです。
通信制高校というと、「勉強をする場所」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
もちろん勉強も大切ですが、それと同じくらい大切にしているのが、人とのつながりです。
先生との何気ない雑談や、「これ見て!」と話しかけられる関係。
そんな小さな安心の積み重ねが、生徒のみなさんにとって「また学校に行こうかな」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
今日も机の上のポケモンたちに囲まれながら、生徒のみなさんとの何気ない会話を楽しみにしています。
