わり算の筆算はわりと大変【数学の勉強のやり直しに】
メディア KG高等学院 藤沢キャンパス
ついでといってはなんですが、
わり算の筆算についてお話します。
数学を苦手な生徒を教えていて感じることなのですが、
わり算の筆算というのは、結構求められる技量が高いな、ということです。
筆算と、わり算の基本となる九九の逆、
(例) 18÷6=3
みたいなものとは、細かいことをいうと、頭の使い方が違うように思います。
そもそも筆算の手前である、あまりのあるわり算というものが、
「わり算」というより「かけ算」と「引き算」の混合物ととらえた方がよさそうです。
(例) 20÷6=3・・・2
→これは、20の中に6が何個あるか、6×3を考え出して、それを引いている。
→ 20-6×3=2
基本的に数学が苦手な生徒は、
複数の処理を同時に頭の中でやろうとすると、混乱します。
しかも本人が複数のことをしているつもりでないときに最も混乱状態になります。
そのため、実は複数の処理がひそんでいるのに、
「わり算」という言葉ひとことに気持ちが集約されてしまい、、
いろいろな工程を整理しようとする気持ちが抑制されてしまうのではないか、
そんなことを感じることさえあります。
もっとつらくなってくるのは、割る数が2桁以上になる場合です。
例えば
1000÷35 をしようと考えた場合、
35×□が、1000より小さく最も大きくなる、という□を考えねばなりません。
九九のようにかけ算の結果を覚えているわけではないので、
「見積り」をして試しにかけ算をいろいろ作ってみる必要があるのです。
この「見積り」が、苦手な生徒にとってかなりしんどいのです。
つまり、わり算の筆算は、
・「見積り」をする
・かけ算をする
・引き算をする
・あまりが適切か判定する
・判定が間違っていたら「見積り」からやりなおす。
と、1桁分答えを進めるだけで、これだけの工程を含んでいるのです。
ですから、苦手意識をもつのもある程度は仕方がないかな、と思ってしまいます。
さらに小数なんかが入ってきた日には、げんなりしてしまうのも無理はありません。
逆に、こんな難しいことをよく小学生はやっているなあ、と
改めて振り返ると感心してしまいます。
ただ、こうして語りはするのですが、
数学が苦手苦手という生徒でも、実はわり算の筆算はできているという子は
思ったよりも多いと感じます。
(例えば中学の勉強の苦手度と比べると。
また初見できていなくても思い出してできる率は高め)
苦手意識が薄いころはがんばっていた生徒が多いということなのでしょうね。
と、いうことで若干気休めでしかないかもしれませんが、
数学が苦手という子も、「わり算の筆算」ができているなら、
実はポテンシャルがあるよ(がんばったらできるようになる可能性があるよ)
ということを考えてもよいのではないか?と思います。
同時に、「あちゃー、自分はわり算の筆算できないやぁ」
という人も投げやりなる必要もありません。
この話題については次回触れたいと思います。
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