3月13日（木）、通信制高校奉還町学習センターの卒業式が、奉還町商店街内の交流施設「奉還町りぶら」で執り行われました。商店街の賑わいの中、7名の卒業生が新たな一歩を踏み出す記念すべき日となりました。

会場となった「奉還町りぶら」は、日頃から生徒たちが学び、交流する場として親しまれている施設です。卒業式では、野村代表が一人ひとりに心を込めて作成したオリジナル卒業証書を手渡しました。証書を受け取る卒業生の表情には、これまでの努力が実を結んだ喜びと、未来への期待が垣間見えました。

来賓として奉還町商店街振興組合の役員の方にもご出席いただき、地域と学びの場の絆を感じる式となりました。商店街の中で学ぶという特色を活かした奉還町学習センターだからこそ実現できる、温かな地域の見守りの中での卒業式です。
式の中盤には、在校生が心を込めて制作した思い出ムービーが披露されました。スクリーンに映し出される日々の学びの風景や行事の様子に、卒業生たちは懐かしさと感動の表情を浮かべていました。学習センターでの思い出が詰まった映像は、卒業生と在校生、そして教職員をつなぐ架け橋となりました。

式の最後には、卒業生、在校生、スタッフ全員で記念撮影を行いました。笑顔あふれる一枚の写真には、それぞれの成長の歴史と、これからの未来への希望が詰まっていました。

「商店街が学びの場」という独自のコンセプトを掲げる奉還町学習センター。地域に根差した学びの場だからこそ実現できる、アットホームでありながらも厳かな卒業式となりました。卒業生たちは、この商店街で培った経験と絆を胸に、それぞれの道へと旅立っていきます。今後も奉還町学習センターは、地域と共に歩みながら、多様な学びの場を提供していきます。